被災した時の「広域避難」は、
‘‘早く遠く‘‘ではなく‘‘安全に逃げ切る‘‘ための判断と準備が必要です。
災害時、‘‘避難は近所の避難所へ行く‘‘そう思っていると想定外の被害に巻き込まれる可能性があります。
洪水・津波・火山噴火・土砂災害・原子力災害等、地域全体が危険になる場合は、「広域避難」が必要になります。
「広域避難」は、
‘‘命を守るための逃げ切り方‘‘ ‘‘移動の設計‘‘が鍵となります。
1.「広域避難」
災害の及ぶ地域から自治体の区域を越えて安全な地域へ避難することです。
2.「広域避難」が必要となる典型パターン
・大規模洪水で広範囲で浸水
・津波による沿岸一帯が危険
・火山噴火による降灰・火砕流発生
・原子力災害
危険が急所ではなく、‘‘面‘‘で広がる時に「広域避難」が必要となります。
3.「広域避難」の難しさは、
‘‘移動そのものがリスク‘‘
・渋滞
・燃料不足
・道路寸断
・情報不足
・夜間・悪天候
4.車での「広域避難」は、
‘‘渋滞設計‘‘が命を分ける
・早目に動く
・避難ルートを複数検討
・合流を回避
・燃料を常に半分以上
5.置いていく判断が重要
(命を守る最低限に絞る/避難は軽いほど強い)
・水
・簡易トイレ
・薬
・充電
・最小寝具
・本人確認書類
6.家庭で決めておくべき「広域避難」ルール
・避難先候補(親族宅・宿泊施設・避難所)
・連絡・集合ルール(どこで合流するか)
※「広域避難」は、危険が及ぶ地域から自治体の区域を越えて安全な地域へ移動する避難 ‘‘生存戦略‘‘ です。
面で危険が広がる災害では必要になりますが、移動中の渋滞・燃料不足・道路寸断等のリスクが生じます。
被災した現場では、避難そのものより‘‘移動が止まった瞬間‘‘に危険が増えるという現実があります。
車での避難は早目に動き、複数のルート検索、最小限の荷物に抑え、複数の避難先候補を持つことにより、逃げ切りやすくなります。
お問い合わせ
その他の関連記事
一覧を見る-
アパート下階の騒音問題・正しい対処法
Read moreアパートで生活していると、「下の階からの騒音が気になり眠れない」といった悩みをお持ちの方いらっしゃると思います。 アパートで下の階の音が気になる原因は、音の発生原だけでなく伝わり方にあります。 声等の音は、換気口等の隙間 […]2026.09.25 -
人命を奪う恐ろしい土砂災害の前兆・対策
Read more一瞬にして多くの人命や財産を奪ってしまうのが土砂災害の恐ろしさです。 土砂災害は、「土石流」「地滑り」「崖崩れ」の3つに分類されます。 1.土石流 土砂、石、流木等が水と一緒になって一気に流れてくるのが「土石流」です。 […]2026.09.24 -
エルニーニョ現象とは?なぜ起きるのか
Read more「今年は冷夏になるかもしれない」「暖冬の原因はエルニーニョ」といった言葉を耳にした事がある方は多いのではないでしょうか? 「エルニーニョ現象」 太平洋赤道域の中央から東側(ペルー沖等)にかけての海面水温が、平年より1~2 […]2026.09.18