高台住宅のリスク

高台住宅には、水害リスクが低いという大きなメリットがある一方、幾つかの特有のリスクが存在します。

[高台住宅の主なリスク]

・土砂災害リスク:斜面や擁壁に接している敷地では、大雨や地震の際に土砂崩れが発生する可能性があります。特に、不安定な構造の擁壁(石を積み上げただけの空積み擁壁等)は危険性が高くなります。

・地盤の緩み・不安定リスク:山を削って造成された盛土の高台は、地震時に地盤が緩みやすく、土砂崩れが発生しやすいとされています。

・生活利便性の低下:高台は坂道が多く、徒歩や自転車での移動・日々の買い物・公共交通機関の利用等が不便になることがあります。

・建築・維持コストが割高:傾斜地での建築は平地よりも基礎工事等に手間や費用が嵩む傾向があり、また、擁壁のメンテナンス費用も発生する可能性があります。

・強風の影響:標高が高い場所は、強風の影響を受けやすく台風等の際に被害が大きくなる可能性があります。

・インフラ整備の問題:場所によっては、水道・ガス等のインフラ整備が不十分で、維持管理にコストが掛かる場合があります。

[リスクへの対策]

・ハザードマップの確認:居住地域の「土砂災害ハザードマップ」や「洪水ハザードマップ」を必ず確認し、土砂災害警戒区域等に指定されていないかチェックすることが重要となります。

・地盤調査の実施:土地購入前には、地盤調査を専門家に依頼し、地盤の強化や特性を把握することが不可欠です。

・擁壁の状態確認:既存擁壁がある場合は、その構造や劣化具合を専門家に診断依頼し安全性を確認して下さい。

・防災対策:非常食や飲料水の備蓄および避難経路の確認等、災害への備えを怠らないようにしましょう。

※高台住宅は水害に強いというメリットがありますが、上記のような特有のリスクを理解し、適切な対策を講じることが重要です。

高台住宅のリスク

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