定期借地権付マンションは土地を借りて建物を所有する形式のため、所有権マンションに比べて資産価値は低くなる傾向があります。契約期間が満了すると更地にして返還する義務があるため、残存期間が短くなるほど価値は下がっていきます。
資産価値の上昇を見込むことは難しいため、投資目的の場合は出口戦略をしっかり立てる必要があります。
[資産価値が低くなる主な理由]
・定期借地権は契約の更新ができません。定められた契約期間が満了すると建物を解体して更地にし地主に返還しなければなりません。
・契約期間が満了に近づくほど、住める期間が短くなるため資産価値は下がっていきます。売却の際も買主が住める期間が限定されるため、所有権マンションより売却価格が低くなる傾向があります。
・資産価値が低いため、住宅ローン審査が通りにくく、残存期間が短いとローン期間が制限される場合があります。
・残存期間が短い物件は買い手が見つかりにくく売却が難しくなります。また、売却には地主の承諾が必要な場合が多く、承諾料が発生することもあります。
・契約満了時の建物解体費用に備えるため、毎月「解体積立金」を支払う必要があるケースが多く、買主にとってのコスト増となります。
・土地を借りるための地代が毎月発生します。地価の変動によって地代も変わる可能性があるため将来的なコスト負担が不透明な点もデメリットとなります。
[定期借地権付マンションのメリット]
・資産価値は低いものの土地の所有権が無いため購入価格が同じエリアのマンションと比較して安価で購入できます。
・土地に関する固定資産税・都市計画税が掛からないため税金が安価です。
・土地を手放したくない地主の所有地が活用されることが多いため、都心や駅近物件等、利便性の高い好立地に建てられるケースが多いです。
※定期借地権付マンションは、購入価格や税金が安価というメリットがある一方、契約期間満了による資産価値の低下と最終的な返還義務を理解しておく必要があります。購入を検討する際は、資産価値を重視するか、立地・価格等おメリットを重視するかをよく検討することが重要となります。
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