「長期優良住宅」は、国が定めた基準(耐震性・省エネ性・維持管理のし易さ)をクリアした認定住宅であり、「資産価値が落ちにくい」という大きなメリットがあります。
1.資産価値が落ちにくい理由
・耐震等級や断熱等級等が国によって証明されているため、中古市場での信頼性が高く、一般住宅より高く売れる傾向があります。
・長期優良住宅の認定を受けるには、維持保全計画(定期的点検・メンテナンス)の作成と履歴の保存が義務付けられており、買い手が安心して購入できます。
・3世代(75~90年程度)住み続けられる設計が求められるため、物理的な劣化が遅く、長期に渡って住まいとしての質が保たれます。
・ライフスタイルの変化に合わせて間取り変更がしやすい構造(可変性)も基準に含まれており、将来の需要に対応しやすいのが特徴です。
2.価値を裏付ける優遇措置
資産価値を維持するだけでなく、保有期間中のコストも抑えられます。
・一般住宅よりも借入限度額が引き上げられ、最大住宅ローン控除額が大きくなります。
・固定資産税の減額期間の延長(戸建て5年間)・登録免許税・不動産取得税の軽減措置があります。
・耐震性能が高いため、地震保険料が最大で50%の割引適用があります。
・「子育てエコホーム支援事業」等の認定を受けることで、100万円単位の補助金が対象となるケースがあります。
3.注意点(デメリット)
・高性能な部材や設計が必要なため、建築コストは一般住宅より高くなります。
・認定を維持するためには、定期的な点検(メンテナンス)と必要に応じた修繕を行う必要があります。これを怠ると認定を取り消されるリスクがあります。
※検討しているハウスメーカー等があれば、長期優良住宅の実績、かつ認定申請に慣れているかの確認をすることをお薦めします。
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